執筆者:札勘スイマー
2023年07月15日

私にはSNSで交流を深めているサポーター仲間が数人います。
今年4月、茨城県立カシマサッカースタジアムを訪れた際、その中の一人である年齢が一回り離れたサポーター仲間のおじさまにご挨拶だけでもと考え、初対面する約束をしていました。

私の風貌はSNSで恥ずかし気もなく写真を投稿しているので、その方はご存知なのですが、私はそのおじさまの2人の息子さんのお顔しか知りません。
果たして、あの広いスタジアム内でお会いできるのか?と少し不安を抱きつつ、でも共通の趣味を持ち、時には裏情報も教えてくださるおじさまと初対面できるワクワク感で、その日をとても楽しみにしていました。

そのおじさまは東京出身で、現在は東京と鹿島アントラーズのホームタウンにも自宅があり、2拠点で生活をされています。ホームでの試合や関東で開催される試合に毎回観戦に行かれていて、いつもアウェイで肩身の狭い思いで観戦を余儀なくされている私にとっては、本当に羨ましい限りであります。

さて、せっかく初対面を果たすということで、いつも試合ごとに意見交換をしたり、写真を共有させていただいたりと大変お世話になっているので、ちょっとした大阪のお土産をお渡ししようと思い付きました。そのおじさまは、関西を訪れる機会がなかなか無いとのことなので、大阪らしいお土産をプレゼントしたいなと思ったのです。

大阪のお土産といえば…??
定番中の定番 「551蓬莱 豚まん」、「堂島ロール」、「りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ」と私には日持ちがしない生ものばかりが浮かんできます。
北海道なら「白い恋人」、仙台(宮城)なら「萩の月」、伊勢(三重)なら「赤福」、京都なら「八つ橋」、広島なら「もみじ饅頭」、博多なら「博多通りもん」、沖縄なら「ちんすこう」といった誰しもが知る各地定番のお土産がありますが、大阪の定番のお土産って何だろう!?とふと疑問に思いました。
以前聞いたことがあるのは、「あみだ池大黒 岩おこし」ですが、私たちの世代になるとあまり馴染みが無く、自分で購入する機会も無いため、私は未だかつて食べたことがありません。私の情報不足かも知れませんが、大阪土産といえばこれだ!という商品があれば、是非とも教えていただきたいです。

しかし、2025年大阪万博が開催されるというのに大阪には定番のお土産が無いなんて、国内外からやって来る観光客からすると困ってしまうのではないでしょうか?

全国各地にあるような多少日持ちもするお菓子で持ち運びにも最適、そして、定番になり得るようなお土産の候補は何か?と考えてみてもすぐには思い付きません…。
強いて言うならば、「五感 ええもんちぃ(マドレーヌ)」かしら…??でも、お土産としてのサイズ感からすると少し大きいのかな…とも思ったり。

大阪万博を約2年後に控えた今、「商人の街 大阪」復活の大チャンスだと思いますので、大阪の企業の皆様には、是非とも定番となるお土産の開発をお願いしたいものです。

さて、話は戻りまして、おじさまへお渡しするお土産についてですが…。
そのおじさまは、カシマサッカースタジアム定番のスタジアムグルメである「もつ煮」にいつも大量の七味唐辛子をかけている写真を投稿されています。そうすると、甘いもの(お菓子)ではない方が良いのかなと…。
梅田のデパートをハシゴしながら選んだ物は、創業240年になる大阪でも有数の老舗昆布店「神宗」の「ちりめん山椒」です(「昆布の佃煮」は好き嫌いがあるかも知れないので、無難な「ちりめん山椒」をチョイスしました。)。

デパートをハシゴしながら考えていたのですが、結局のところ、貰った相手が喜ぶ物を選ぶことが一番大事なことではないかという結論に至りました。

今度は、九州在住の1つ年上のサポーター仲間の男性とお会いするタイミングをはかっています。私の「大阪土産探し」は、まだまだ続きそうです(笑)。