2020年04月01日

新型コロナウィルスの影響で、ご存じのとおりいろいろなスポーツが延期されています。
最近の例でいうと、日本のプロ野球は3月20日に、メジャーリーグは3月26日(アメリカ時間)に開幕するはずでしたが、どちらも延期されています。

日本野球機構(NPB)は、コナミと組んでeスポーツ『プロ野球“バーチャル”開幕戦2020』をすることにしたようです。コナミの有名なゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズを使い、3月29日~31日、4月3日~5日におこなわれ、YouTubeなどで配信されます。
また、NPBは「みんなとキャッチボールプロジェクト」動画の第1弾を配信しています。この動画は、ファンからキャッチボール動画を募集し、プロ野球選手とキャッチボールをしているように編集したものですが、公式ソング「Dream Park~野球場へ行こう~」も使われて明るく仕上がっていて、みていて元気が出てきます。

メジャーリーグも開幕が延期され、日本人選手の活躍を楽しみにしていたのにお預けとなってしまい、残念ですが、メジャーリーグのツイッターで配信されている動画(ハッシュタグは#OpeningDayAtHome)の内容が感動的で、何度も繰り返し見て、元気をもらっています。この映像には大谷選手も登場します。

わずか1分ですが、「Together」のタイトルで始まります。雰囲気を伝えるために、ナレーションの内容を、私の分かる範囲で書いてみます。(正確さは60%くらいと思ってください。実際に見ることをお勧めします。)。
過去のオープニングセレモニーの映像や、多くの人でにぎわっている観客席の映像とともに
「毎年開幕日になると、私たちは(スタジアムに)集まり、希望を抱き、信じ、コミュニティの一部となる」
というナレーションが流れます。
その後、場面が切り替わって対照的に、一人も客のいない観客席の映像が流れます。そして、各家庭でバットを振ったりボールを投げたりしている映像とともに、以下のナレーションが流れます。
「開幕試合は先延ばしされるかもしれない。しかし、団結すること、希望を抱くこと、コミュニティの一部になることまで先延ばしする必要はない。これは各個人によっておこなわれるチームゲームだ。私たちみんなに役割がある。たとえ離れ離れでも、私たちは一体となれる」

このナレーションでいわんとしていることは、あらゆる集まりや共同体にあてはまるのではないか、野球に限らないのではないかと思い、早く世の中が元に戻らないかと思いながら書いてみました。