2021年03月01日

最近の土日は、息子を自転車に乗せて長居公園に行くことが多くなりました。時節がら3蜜を避けるように注意して通っています。
往路・復路ともに、いつも同じ道では退屈なので、できる限り違う道を探検することにしています。良いお店はないかと探しているのですが、公園北側は住宅街なのでなかなか新しい発見がありませんでした。
しかし、いつも通っていた、あるお寺さんの横の通路を通ったとき、「難波大道」と書かれた案内文を見つけました。何度も通っていたはずなのに全く気づきませんでした。
後で調べて知ったのですが、そのお寺は「田辺のお不動さん」として親しまれている法楽寺(大阪市東住吉区)でした。三重塔があってなかなか立派なお寺だな、くらいの理解でしたが由緒あるお寺さんでした。
さて、難波大道については、ご存じの方もいらっしゃるのでしょうが、私は、お恥ずかしながら案内文を見るまで全く知りませんでした。大阪城の南方にある難波宮跡まで、まっすぐ続く道ということでした。柏原市のHP(http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2019063000016/?doc_id=11119)の他、さまざまな案内文がインターネットでも確認できます。
7世紀初頭に設置されたとの説は否定されつつあるようですが、7世紀中ごろ以降のものであることが明らかになってきているようです。
私は愛知県出身なので、大化の改新(645年)の時代はテスト勉強での暗記事項でしかありませんでした。しかし、大阪に引っ越してきて、教科書以外に身近に歴史に触れられる機会があるというのはちょっとした驚きでした。
息子がもう少し大きくなったら歴史をたどる散策に連れ出したいと考えています。勿論、妻の説得も試みていますが、今のところ成功はしていないのですけどね。おしゃれなカフェなどと組み合わせないと心が動かされないようで、苦戦しています。