毎日忙しい。家でも職場でもやることが山のように押し寄せてきて、目覚めてから眠るまで一瞬で終わってしまう。
目まぐるしく日々は過ぎ去り、つい先日お正月を迎えたはずなのにもうデパートからおせちのカタログが届いた。終わりの無い無限ループにハマっている気がする。
ハショれるものはハショっているはずなのにやることが全然減らないのはなんで???と思っても仕方ないので、パックマンになったつもりで来るもの全部バクバクと迎え撃って食っていく。立ち止まっている時間がもったいない。
仕事は好きだし家事も嫌いではないのでいわゆるストレスというものを抱えているとは全然思わないが、身体的には疲労が溜まる。
今日やることと明日の準備を終えてやっと1日が店じまいとなるのが夜中の12時。すうう~はああ~と大きな深呼吸をして酸素を取り入れるもクタクタのヨレヨレはなおらない。
しかしこのまま眠るのはなんか悔しい。だって丸一日「私の時間」がゼロなのだ。1日のタスクを無事終えたご褒美にゆっくりビールやワインを飲みたいが、明日も朝早いし、眠いし、肝臓にも悪い。映画やドラマを観たり読書もしたいが秒で寝落ちする自信がある。これ以上脳が働かない。
そんなときに持ってこいなのがジョイマンである。
最近ハマっているトマトジュースのノンアルビール割りを飲みながら、大好きなジョイマンを観るのだ。
ジョイマンは韻を踏んだラップネタをするお笑いコンビ。「なななな ジョイマン」とネット検索すればたくさん情報が上がってくるので、ご存知ない方は是非一度動画を観ていただきたい。この独特なジョイマン節は一度聞けば不思議と脳に刷り込まれ、次からは書かれたネタを読むだけで頭の中でジョイマン節が再生されること間違いなし。ネタの時の動きもすごくて、きっと一度は誰もいないところで自分はどれくらい跳べるかやってみるはずだ。
彼らのラップネタはどれも秀逸でたまらない。ただ韻を踏んでいるだけではなく、音が似ているだけでまったく関連のない言葉をつなげる予想外の展開に軽い毒が加わり、受け手が自家発電的にじわじわと面白さを増幅させるクセになるネタなのだ。
大笑いというよりは、思わずフフフフフとゆる~く笑ってしまう。
しゃべくり漫才や尖ったコントも大好きだが、考えることを脳が拒否する深夜にはこのばかばかしいゆるさが本当にちょうどいい具合なのだ。
次に掲げるは私のお気に入りフレーズの一部。
・いっこく堂 極道
・アンミカ ゾンビ化(想像しやすいのはなぜ)
・ダンカン 敏感(そ、そうなんや、、、)
・オダギリジョー 異常(ドラマの変わった役のことだそう)
・さだまさし 島流し(人徳者なのに!何をやらかしたんや)
・おしゃれ着 長ネギ
・愛してる ポリエステル
・こちらこそ 白味噌
凝り固まった脳がジョイマンとトマトジュースのリラックス効果でほわっと緩めば、あとはぐっすり眠るのみ。
また明日も爆速で乗り切るだけしいたけ!
最後までお読みいただき、ありがとうオリゴ糖~