弁護士 森田 豪
社員
弁護士 森田 豪

法律は「人・企業の活動を規制するもの」であると考えられがちですが、別の見方として「法の範囲内で自由が保障されている」ということができます。
いずれの観点も真実ですが、とくに後者の観点を重視し、法律は目的達成のための便利なツールであると考えて業務にあたっています。
法律は、要件がそろったときに所定の効果が発生するという仕組みであるため、弁護士にとって「これこれの要件が欠けるからできません」と否定形のコメントをすることは簡単ですが、それではクライアントが目的を達することにはなりません。
「このようにスキームを組めばできます」と語尾を肯定形にすること、弁護士から提案していくことを心がけています。

経歴

  • 1978年生まれ
  • 2001年3月一橋大学法学部卒業
  • 2002年11月司法試験合格
  • 2003年4月司法修習生(第57期)
  • 2004年10月弁護士登録
  • 2007年4月弁護士法人栄光・栄光綜合法律事務所入所
  • 2010年1月弁護士法人栄光 社員に就任

主な取扱分野

・BtoB、BtoCの各種取引に関する法務全般
(契約書作成、事業に関する法律調査、債権の保全・回収ほか)
・株主総会、取締役会に関するアドバイス
・内部統制その他企業のコンプライアンス
・企業の資本政策(新株発行、新株予約権発行ほか)
・企業の組織再編、M&A、事業承継
・ベンチャー企業に関する各種法務
・相続問題
・事業再生、倒産手続

役職等

・司法試験考査委員(令和2年度から令和4年度 商法担当)
・如水会大阪支部(一橋大学同窓会) 常任幹事

所属団体

・大阪弁護士会 会社法実務研究会

著書

・「相続による共有株式の「権利行使者」をどのように定めるか」(企業診断 2010年1月号)
・「商標の類似性をどう判断するか -ELLEGARDEN事件」(企業診断 2010年3月号)
・「対岸の火事ではすまない東証vsみずほ証券事件」(企業診断 2010年7月号)
・「アパマンショップHD株主代表訴訟 『経営判断原則』における取締役の裁量とは」(会社法務A2Z 2011年3月号)
・「実効性のある内部通報制度のしくみと運用」(日本実業出版社)共著
・「会社非訟の実務」(株式会社ぎょうせい)共著
・「改正会社法の解説」(株式会社ぎょうせい)共著

趣味・余暇

・ランニング トレイルランニングやフルマラソン
フルマラソンのベストタイム 2時間47分39秒(2013年別府大分毎日マラソン)
・ロードバイク
レースにも関心がありますが、自転車でいろいろなところへ出かけること自体を楽しみとしています。