2009年09月01日

ひとはメガネを買うとき何を考えるべきか。

其の一。顔立ちとの相性。
顔全体の輪郭だけではなく眉とフレーム上部の曲線のマッチングにも気をくばるべし。
面長な顔に横長な小型楕円形のメガネフレームは相性がよいが、やりすぎるとウルトラマンになってしまう。

其の二。状況設定。
買おうとしているメガネはオン用かオフ用か。このメガネにどんな服装を合わせるか。
季節は春夏用、秋冬用いずれか。

其の三。手持ちアイテムとの異同、役割分担。
試着して「何年もかけているようで安心感がある」と思ったときには要注意。
そのメガネはあなたの手持ちメガネと瓜二つのそっくりさんだろう。
ひとはえてして同じ趣きのものを選びがちである。
購入時のコンセプトを明確にすれば手持ちアイテムとの重複を回避できる。
いつもはメタルフレームだがたまにはセルフレームで攻めてみる、など。

其の四。レンズのはみ出し具合。
度が強いレンズは厚みが増す。横顔にレンズの厚みが目立たないか。
レンズの中心点から遠い部分ほど厚みがでる。大ぶりなメタルフレームでは特に要注意。
ワンランク上の薄型レンズや非球面レンズで解決できないか。
場合によってはお気に入りのフレームの購入を断念する決断力も求められる。

其の五。感謝と尊敬の気持ち。
多くのプロフェッショナルたちの努力の結晶が一本のメガネとなって我々の手許に届いている。
メガネフレームが顔立ちを引き立たせてくれるのはすぐれたデザイナーのおかげだろう。
フレーム選びで迷う我々に助言しフィッティングを調整してくれる店員さんにもお礼をいいたい。
とりわけ生産を担当する職人さんの業には畏敬の念を禁じえない。
堅牢なつくりとやわらかなかけ心地の両立。まさに日本は技術の国である。
鯖江に向かって一礼。