2015年05月01日

去年の秋からスイミングをはじめました。
子供たちが小さいころから習っているのをみていて、少しずつ級があがって、スキルもステップアップしていく様子をずっと羨ましく思っていました。
とはいえ、時間がなかなか取れないなあ・・・とため息をついていたのですが、ハッと気がつけば子供たちの習っている空手とちょうど同じ時間帯で大人のためのスイミング教室があるではありませんか!!
これなら送迎のついでに自分も習うことができる!と思い立ち、まずはチケット制で週1回を目安に始めてみました。

始めて見るとこれがとてもとても楽しいのです。
もちろん最初は水を飲んだり、足がつったりこむら返りを起こしたり、腰痛がでたりとか、初心者ゆえのトラブルもいろいろありました。
でも、熱心なコーチの指導もあり、水に入れば入るほど、少しずつ着実に上達することがわかり、そのうち週2回になり、まれには3回になり、すっかりのめり込んでしまったのです。
同年代の女友達が複数できて、合間にはたわいのない話をしながらも、お互いの上達ぶりに監視の目を光らせるというよいライバル関係も構築し、自分だけさぼって取り残されるのはいやだなあ、と雪の日も風の日も真面目に通い続けました。

通い続けた結果、さまざまな効能があらわれはじめました。
まず、体を動かすのが億劫ではなくなりました。
夜もぐっすり眠れ、朝の目覚めもさわやかです。
肩こりや腰痛もかなり解消しました。
子供たちが次々に風邪をひいても、私は冬の間まったく風邪をひきませんでした(スイミングを休んで旅行をしている間にひいてしまいましたが・・・)。
スイミングとの因果関係はわかりませんが、花粉症もかなりましだったのです。
体も全体に少し引き締まったように思います。
これは効能といってよいのかわかりませんが、スイミング後によきライバルがあつまっての飲み会もたまに開催されるようになりました。

でも、これらの効能がなくても多分通い続けていただろうな、と思うほど、泳ぐこと自体が楽しいのです。
まだまだ下手くそで、初心者も初心者なのですが、それでも短い距離であれば、クロールの形が随分とできてきました。息継ぎも少しずつ上達してきました。最初苦手だった背泳ぎもかなり泳げるようになりました。
たまたま私が主に教えていただいているコーチが比較的理論的に教えてくれるタイプで、理由も説明しながら、同じことを何度も根気よく教えてくれるので、運動が苦手な私でもあせらなくてよかったのも幸いしました。
小中高と運動が苦手で逃げ回ってばかりいた私がこんなに積極的にスポーツにのめり込む日がくるなんて、びっくりです。

先日ニュースを賑わせた100歳女性の1500メートル完泳には遠く及びませんが、いつか400メートルを楽に泳げるようになるのを目標に、コツコツ続けていきたいと思います。