弁護士のエッセイ

2017年03月01日
WBC

いよいよ第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が始まるので、今回は野球のことを書いてみたいと思います。
新聞記事を読んでいて、日本代表である我が侍ジャパンが2月23日から26日にかけて、「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」で最後の仕上げの強化合宿をしたことを知りました。「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」は宮崎県宮崎市にある野球場で、読売ジャイアンツが毎年キャンプをしている所として有名です。

小久保裕紀(こくぼ ひろき)監督が侍ジャパンの4番候補と位置づけている中田翔(なかた しょう)選手は、北海道日本ハムファイターズに所属し、2016年、パリーグの打点王(110打点)に輝いています。守備では一塁手としてベストナインの一人に選ばれ、三井ゴールデンクラブ賞も受賞しています。広島で生まれ育って大阪桐蔭高校に進学し、ドラフトで北海道日本ハムに入団するという経歴です。
ちなみにベストナインも三井ゴールデンクラブ賞も、投手、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、外野手のポジション別に、記者投票によって選出された者が表彰される賞です。日本野球機構(NPB)が毎年11月におこなう表彰式「NPB AWARDS」で表彰されます。ベストナインと三井ゴールデンクラブ賞の違いは、ゴールデンクラブ賞はまさに守備力の高い(クラブさばきがうまい)選手が表彰されますが、ベストナインは守備だけでなく打撃や走塁も含めて総合的に評価されて選ばれます。

小久保監督が侍ジャパンの4番候補と位置づけているもう一人、筒香嘉智(つつごう よしとも)選手は、横浜DeNAベイスターズに所属し、2016年、セリーグで本塁打と打点の二冠王(44本塁打、110打点)に輝いています。7月には3試合連続でマルチ本塁打を放つという驚異的な打撃でプロ野球新記録を打ち立てています。そして外野手としてベストナインの一人に選ばれています。和歌山県で生まれ育って横浜高校に進学し、ドラフトで横浜DeNAに入団するという経歴です。

2月23日から26日にかけて宮崎県で強化合宿をした後は、ヤフオクドームで28日と3月1日に台湾のプロ野球選抜チームと壮行試合をおこない、京セラドーム大阪で3日に阪神タイガースと、5日にオリックスバッファローズと強化試合をおこなうようです(この原稿を書いているのは2月27日)。
中田選手と筒香選手のどちらを4番にするのかはこれらの試合での活躍ぶりを踏まえて決めるとの記事もあれば、すでに筒香選手に4番の大役を託すことにしたとの記事もあります。DeNAの監督をしていた中畑清氏はトークショーで、教え子である筒香選手を推しているようです。

そして7日には東京ドームでキューバとWBC1次ラウンドの初戦を戦うこととなります。今回侍ジャパンに参加する日本人メジャーリーガーは、いろいろあって、ヒューストンアストロズに所属する青木宣親(あおき のりちか)選手一人だけですので、海外の選手と戦うのはこれまでと比べると「不慣れ」な面もあるかもしれません。それでも国を背負っているというプレッシャーに負けず、2大会ぶりの世界一奪還を目指して頑張ってほしいと思います。

弁護士 木ノ島 雄介