弁護士のエッセイ

2019年03月01日
ヨガ・ピラティスもはじめました

去年の夏からヨガ・ピラティスもはじめました。
スイミングはもう4年以上続いていて今も週に数回は泳いでいるのですが、上級クラスに上がって一度に続けて800メートルを泳いだり(レッスントータルの距離だと1500メートルくらい)、個人メドレーの200メートルを何本か泳いだりなど、私にとっては負荷が高いレッスンもあり、筋肉痛などの身体の痛みや翌日に疲れを覚えることも増えてきました。

また、ジョギングのときに身体の弱い部分を繰り返し痛めるということも体験するようになってきました。

そういう事情から、もう少し身体を柔らかくしたいなあと、スイミングの友達にヨガの体験レッスンに連れて行ってもらい、それがきっかけで習い始めることになったのです。

最初は無我夢中で先生や周りの人のポーズを真似しているだけで、何をやっているかもわからず、やはり身体のあちこちが筋肉痛になるばかりだったのですが、それでも練習が終わると呼吸が楽になり、気分爽快になるため、わからないなりに週一回くらいのペースで通い続けていました。
教室の雰囲気や、先生方がみなさんおもしろくてすてきな女性であったというのもなんとか続いた理由だと思います。
3,4か月たつと、レッスン内容の7,8割には表面的にはついていけるようになってきました。
そして、驚くべきことに体調が劇的に変化しました。
私はロックのライブに行くのが趣味なのですが、2,3時間立ちっぱなしで参加していると翌日には足も腰もパンパンでかなりつらかったのです。しかし、ヨガやピラティスのレッスンを続けていると翌日もその翌日も全くなんともありません。先日は生まれて初めて雪かきを体験しましたが、筋肉痛は起きませんでした。
また、私は出産したあと血圧が高めで、ずっと薬を飲んでコントロールしており、それでもやや高めだったのが、完全な正常血圧にまで下がってきたのです。今は薬も減らしつつあります。これは呼吸法を行うことでリラックスすることができ副交感神経が優位になったことが理由のように思われますが、はっきりとした理由はまだわかりません。
仕事柄、肩こりもあるのですが、少しのストレッチで解消するようになってきています。
たまにマッサージに行っても、「ほぐれやすい身体ですねえ!」という、以前には決していただけなかったお言葉をいただけるようになりました。
まだポーズの名前も覚えておらず本当の初心者なのですが、これだけの効用があるのです。

なんとなく体調が悪いと言う方にはぜひぜひ始めていただきたいと心から思います。
男性OKのクラスも多いので、男性もぜひ参加してみてください。
もし敷居が高いと感じられるのならば、知り合いやご家族の女性と一緒に参加されるか、個人レッスンもおすすめします。

まだ本当の初心者である私がコメントするのが適切かどうかは不安なのですが、ヨガとピラティスを習っている、というと、「どう違うの?」と聞かれることが多いので、少しだけ調べたことをご紹介します。

ヨガとは古代インド発祥の宗教的な修行法が由来で、サンスクリット語で「つなぐ」という意味で、体、心、魂を神や宇宙と結びつけることを意味しているそうです。
ポーズ(ヨガでは、アーサナといいます。)と呼吸法を通じて、快適で安定した心を作ることを目的にしています。
レッスン中にはいろんなイメージがふくらむ言葉で自分の体を動かすようアドバイスがあり、呼吸についても細かく指示があることが多いです。
また、レッスンの最初と最後には、「オーム」というマントラ(祈り・呪文)を唱えることが多いです。「オーム」は、キリスト教の「アーメン」と語源を同じくしているようです。

一方ピラティスとは、ドイツ人のピラティス氏が第一次世界大戦で負傷した兵士たちのリハビリのために開発したエクササイズです。
解剖学を元にしたインナーマッスルトレーニングであり、コア(内部)の筋肉を鍛えながら体幹の筋肉を整えるものであると言われています。
ピラティスのレッスンでは骨格標本を示しながら、体の効率的な動きを教えてもらったりもします。呼吸については、とめないで、とは言われますが、それほど細かい指示はされないことが多いです。

どちらも同じ教室で受けられることもあり、私はバランス良く受けるようにしていますが、ヨガもピラティスも、体を引き上げるべきことや、きちんと正しい姿勢で立つことの重要性が強調されていることなど、共通することも多く、アプローチの方向は異なるけれど、自分の心身を一番よい状態に近づけるために一定の動きをするもの、というふうに感じています。

まだまだ入り口に立ったばかりの習い事ですが、これも長く続けられそうな予感がしています。

弁護士 池野 由香里