2019年05月01日

 

もしあなたがランナーであるならば、通勤のついでに走ってしまうと一石二鳥です。
私の場合は次のようにして通勤ランしています、ということの要点をメモしてみます。

1.主に帰宅時に走る。
職場にシャワーがあると便利ですが、当事務所にはそのような設備はありません。朝走って、ジムやプールでシャワーを浴びたらどうかなど考えたことはありますが、めんどくさい。結論として朝の出勤時は電車に乗り、帰り道だけ走るというところに概ね落ち着いています。これが一番シンプル。

2.手ブラが基本。
余計な荷物はもたない。走るのに都合がいいからということもありますが、荷物をもたなければ、落とす・盗られるというリスクを根本的になくすことができます。
それでも最低限必要になるモノとしては、家のカギ、電話、財布といったところでしょうか。ポケットにでも突っこんでおきましょう。ウェストベルトに収納するのも便利です。
財布はポケットに突っ込むことをはじめから想定して薄型の品を買い求めるとよいでしょう。お金やカード類についてはマネークリップに収める、ジップロックに入れておくという方策もあります。

3.ランニングに適したザックなどの用意。
上記2のように言っても、「手ブラ・ポリシー」を貫徹できないことがあるかもしれません。
トレイルランニング向けに各種のザックがありますが、そのなかで自分の体形や想定される荷物の量に適したものを用意しておくと便利です。パソコンやスーツを持ち運ぶという人であれば別ですが、通勤ランであれば8リットルなどのコンパクトなものが適していることが多いように思います。
最近の商品は、ベスト状で胸あたりに相当量を収納できるようになっていますから、そこにスマホや財布などを入れておくと便利ですね。

4.職場に靴やウェアを常備しておく。
靴やウェアを職場においておくと、いつでも走って帰ることができます。

5.赤信号ポリシー
赤信号にひっかかったらどうするか。次のいずれかのように対処します。

① 青信号に変わるまで待つ。
足踏みはしない。(信号待ちで足踏みしている人に優れたランナーはいるだろうか?)
信号待ちの多少の時間で回復を図る…ウルトラマラソンやアイアンマンなどの持久系レースでは実際に必要な能力。

② 角を曲がって走り続ける。
最短距離で家に帰ることにこだわる必要はありません。走り続けたいときには進路を変えればよいでしょう。

6.コース取り
赤信号ポリシーにも関係しますが、最短距離で帰ることにこだわらなければ、いろんな景色をみることができます。桜の花や紅葉を楽しむ機会も増えますね。

7.走るペース
よく聞かれますが、決めていません。強いていえばマラソンのレースペースから10%から20%ほど落としたくらいのペースで走っていることが多いです。(GPSで測ったりしませんので、体感上のおよその話です)これくらいのペースであれば疲労をためずに走りつづけることができます。
ただ、ペースについても究極的には気分や周囲の状況によります。公園や河川敷など安全確保しやすいところではペースをあげることもありますし、ゆっくり走りたい気分であればそうします。

弁護士という比較的自由度の高い仕事をしていることが前提になっているところがありますので、ここで書いたことは全てのランナーにあてはまるわけではないと思いますが、通勤ランをしてみようという方にとって参考になれば嬉しいです。